2025年、ブラジルと日本は外交樹立130周年という節目の年を迎えます。両国の文化交流があらためて見つめ直されるこの機会に、EcoSmart FireとデザインギャラリーのCASA DEは、ブラジルを代 表するモダニズム家具と「火」の関係をテーマにした企画展を開催いたします。
ブラジル文化において、「火」は単なる暖を取る手段ではなく、人びとが集い音楽や踊り、食をともにする社交の中心として、古くから生活に根づいてきました。現在もFesta Junina(6月祭)などの伝統行事では焚き火が組まれ、コミュニティの結びつきを象徴する存在として、その文化的意味が受け継がれています。
本展では、リカルド・ファザネロ、セルジオ・ロドリゲス、リナ・ボ・バルディといったブラジルモダニズムを代表するデザイナーたちの家具を中心に、EcoSmart Fireのバイオエタノール暖炉とともに展示・販売いたします。熱帯気候にあるブラジルでは暖炉を備えた生活は、決して一般的とは言えませんが、火のある空間だからこそ際立つ家具の有機的なフォルムや素材のコントラスト、人を自然と引き寄せる佇まいを体験いただける構成となっております。また、「火」との関係は文化的な象徴にとどまらず、素材や製作技術の側面にも表れています。たとえばファザネロが多用したグラスファイバーは、高熱を用いて成形される素材であり、彼の作品に見られる彫刻的な質感も、火を経たプロセスによって生まれています。さらに、EcoSmart Fireの暖炉に使用されている燃料には、ブラ
ジル原産のサトウキビが原料として用いられており、ここにもまた「火」とブラジルの風土との結びつきが見出されます。
煙を出さず、持続可能なかたちで「火」のある暮らしを提案するEcoSmart Fire。そのクリーンで自由な炎と、ブラジル家具が宿す大らかさや土着性とが共鳴し合う展示空間を通して、両者が共存する新たな住まいのかたちを思い描いていただければ幸いです。
ブラジル文化において、「火」は単なる暖を取る手段ではなく、人びとが集い音楽や踊り、食をともにする社交の中心として、古くから生活に根づいてきました。現在もFesta Junina(6月祭)などの伝統行事では焚き火が組まれ、コミュニティの結びつきを象徴する存在として、その文化的意味が受け継がれています。
本展では、リカルド・ファザネロ、セルジオ・ロドリゲス、リナ・ボ・バルディといったブラジルモダニズムを代表するデザイナーたちの家具を中心に、EcoSmart Fireのバイオエタノール暖炉とともに展示・販売いたします。熱帯気候にあるブラジルでは暖炉を備えた生活は、決して一般的とは言えませんが、火のある空間だからこそ際立つ家具の有機的なフォルムや素材のコントラスト、人を自然と引き寄せる佇まいを体験いただける構成となっております。また、「火」との関係は文化的な象徴にとどまらず、素材や製作技術の側面にも表れています。たとえばファザネロが多用したグラスファイバーは、高熱を用いて成形される素材であり、彼の作品に見られる彫刻的な質感も、火を経たプロセスによって生まれています。さらに、EcoSmart Fireの暖炉に使用されている燃料には、ブラ
ジル原産のサトウキビが原料として用いられており、ここにもまた「火」とブラジルの風土との結びつきが見出されます。
煙を出さず、持続可能なかたちで「火」のある暮らしを提案するEcoSmart Fire。そのクリーンで自由な炎と、ブラジル家具が宿す大らかさや土着性とが共鳴し合う展示空間を通して、両者が共存する新たな住まいのかたちを思い描いていただければ幸いです。



会場 : EcoSmart Fire 六本木ショールーム
会期 : 2025年8月21日(木)〜 9月9日(火)
(※アポイントフリー / 会期中は無休)
住所 : 東京都港区赤坂9-6-23 赤坂葵ビル
営業時間:11:00〜19:00
会期 : 2025年8月21日(木)〜 9月9日(火)
(※アポイントフリー / 会期中は無休)
住所 : 東京都港区赤坂9-6-23 赤坂葵ビル
営業時間:11:00〜19:00