Oriental Carpet Mills, Ltd.
Yamagata, Japan
1934年 (昭和9年)、山形県山辺町に前身となる「ニッポン絨毯製造所」を設立。翌1935 (昭和10年) 5月1日に、北京より7名の緞通技術者を招聘し「オリエンタルカーペット株式会社」を創業。世界に誇れる最高品質のじゅうたんを、山辺の地の手仕事によって創り続け、地域社会と文化の発展に寄与するという経営理念のもと、日本の生活様式、風土、感性に根ざしたじゅうたんを独自につくり続けています。
「品質こそ、デザインなり」
オリエンタルカーペット株式会社の最大の特徴は、製品の極めて高い品質と耐用性で、歳月の経過につれて、その風合いと肌触りが艶やかに増してゆきます。これらを支えるのは、上質な原料(羊毛)に対する創業時からの研鑽とこだわり。そして、日本で唯一、糸づくりから染色、織り、仕上げまで、じゅうたんの全製作工程を自社工房で一貫生産する、厳格な生産体制にあります。工房に深く息づく「品質こそ、デザインなり」の精神が、ものづくりを支えています。藤田嗣治、ノエミ・レーモンド、鏑木清方といった錚々たる芸術家をはじめ、シャルロット・ペリアン、吉田五十八、村野藤吾、吉村順三、谷口吉郎、丹下健三、剣持勇、渡辺力ら日本のモダニズムを代表する建築家たちと緞通を製作しました。