Chapo Création

Gordes, France

Chapo Création

ピエール・シャポの工房では、息子のフィデル、現在は孫のゾランへと意思が受け継がれ、現代的なデザインと伝統的な職人技が融合した家具を製作しています。主にエルムやオークの無垢材を使用し、シンプルで環境に配慮した、日常使いに最適な家具を手作業で仕上げています。

ピエール・シャポはフランスが生んだ卓越したデザイナーの一人であり、30年のキャリアを通じて家具製作と建具の伝統工芸への情熱を貫きました。彼の作品はモダンなデザインと職人技が融合し、木材への深い愛情と素材の特性を活かした美しさが際立っています。

1967年、シャポは装飾芸術家協会展でアワードを受賞。同年、家族とともにプロヴァンス地方アヴィニョン近郊のゴルドに移住し、新たなアトリエを構えました。ゴルドの風景からインスピレーションを受けた彼のデザインは、伝統的で大胆なものへと発展。工房では職人を雇い入れ、需要に応えながら「Oeil Table」「T01 Table」「S01 Stool」「T21 Table」など、戦後デザインに大きな影響を与えた名作を数多く生み出しました。1987年にピエール・シャポは他界しましたが、その精神は受け継がれています。

息子のフィデル・シャポはゴルドの工房を「Chapo Gordes SA」として設立し、父のデザインを継承しながら自身も家具製作を続けました。フィデルの手掛けた作品は「フィデル・エディション」と呼ばれ、多くのコレクターに評価されました。

しかし、2021年末、フィデルは54歳の若さで他界。現在は孫のゾラン・シャポが工房を引き継ぎ、ゴルドの地で伝統を守り続けています。

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