designer

Pierre Jeanneretピエール・ジャンヌレ

1896 - 1967

1896年生まれのスイスの建築家。
ピエール・ジャンヌレは、建築界の巨匠ル・コルビュジエの従兄弟であり、1922年からはコルビュジエと事務所を設立し協働した重要なパートナーとして知られています。1927年に入所したシャルロット・ペリアンと3人でLCシリーズに代表される家具のデザインを手がけています。

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Lina Bo Bardi リナ・ボ ・バルディ

1914 - 1992

イタリア・ローマ生まれ。
ジオ・ポンティのもとでキャリアを積み、アートディーラーのピエトロ・マリア・バルディと結婚。サンパウロ美術館の立ち上げのため招致された夫と共にブラジルへ渡ります。1951年サンパウロのムルンビに、最初の建築作品となる自邸「ガラスの家」を設計。家具デザイナーとしては、1949年に、ジャンカルロ・パランティとともに「スタジオ・ダルテ・パルマ」を設立。リナが初めて家具デザインをしたのは1947年、サンパウロ美術館の講堂のための椅子でしたが、これ以外にも、自身の設計した建築作品に合わせて家具も手がけました。ブラジルでは「外国人」であり「女性」でもあったため、難しい時代を過ごしたリナ・ボ・バルディでしたが、多くの建築作品を残し、建築とデザインの社会的・文化的な可能性の追求に人生を捧げました。

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Pierre Chapoピエール・シャポ

1927 - 1987

フランスの家具デザイナーであり職人。
ピエール・シャポはパリ国立高等美術学校で 建築学を勉強し、1958年に卒業。その後、彫刻家であり画家でもあった妻ニコール ロルミエールと共に、スカンジナビアとアメリカを旅しました。この旅で、アメリカ の建築家フランク・ロイド・ライトの邸宅と事務所を訪問、後のシャポのデザインと作品に多大な影響を与えました。帰国後、シャポはフランスのクラマールに自身のスタジオを設立し、妻ニコールのサポートを受けながら作品の制作を開始しました。 シャポとニコールは、パリ13区の並木道、オピタル通りに ギャラリー・シャポを開設。 現在もなお、ピエール・シャポの孫にあたるゾラン・シャポが会社を引き継ぎ、同じゴルドの地で製作を続けています。

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Serge Mouilleセルジュ・ムイユ

1922 - 1988

フランス・パリ生まれ。
少年時代に祖父母の農場で休暇を過ごすことが多かった彼は、自然に魅了され植物の複雑な造形とディテールに興味を抱き、植物や動物を描くのに数え切れないほどの時間を費やしました。シェードの形状は、女性の体形からインスピレーションを得ています。1953年にジャック・アドネに照明器具のデザインを依頼されたことをキッカケに、その後の人生を照明の製作に捧げました。彼の最初の照明デザインとなった「スリーアーム・フロアランプ」をはじめとしたこの時期の作品は、 主にパリの「Galerie Steph Simon」で展示をされ、この頃からジャン・プルーヴェ、シャルロット・ペリアンとの交流が始まりました。1955年には、シャルル・プルメ賞を受賞し、1958年にはブリュッセル万博で名誉勲章を授与されました。

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Sergio Rodriguesセルジオ・ロベルト・サントス・ロドリゲス

1927 - 2014

ブラジル生まれ。
家具デザインを手がけて60年の節目となった2014年に同市でその生涯を終えます。1200ものデザインを起こし、その半分は実際に生産されたと言われています。ロドリゲスは、1952年の大学卒業後、クリチバに移り、カルロ・ハウナーらとともに家具事業をスタート。1955年にリオデジャネイロに戻り、量販家具メーカーの「Oca」を設立しました。彼は、無垢材、特にジャカランダを好んで用い、それに皮革や布地、籐、金属など、違う素材を組み合わせたデザインを数多く生み出しました。オスカー・ニーマイヤーとルシオ・コスタの依頼により、1960年に落成し、のちに世界遺産に登録されたブラジリアの多くの政府庁舎に、ロドリゲスの家具が納められました。

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Jorge Zalszupin ジョルジ・ザウスピン

1922 - 2020

ポーランド生まれ。
戦時中に建築を学び、1945年に卒業した際には故郷は荒廃してしまっていたため、フランス、ブラジルへと渡りました。彼はクライアントの信用を得るため、まず自邸を建て家具もデザインしました。切り開かれた森、戦後新しいものを求める人々、当時ブラジルで採用されていた開発主義モデルなどの条件が揃い、彼の作品はオープンマインドなブラジルの人々に受け入れられ、快適で時代を超越した純粋なライン・完成度の高い製作・高貴な素材の家具が工業化されました。彼のブランド「L'Atelier」はブラジル全土に広がり、ショールームは現代性の基準となりました。 1960~70年代には、彼の作品はブラジリアのほとんどすべての公共建築で見ることができました。この工場では、世界で初めて、材料の研究から最終製品に至るまでのすべての段階でデザイナー、建築家、エンジニア、職人、そして幅広い専門家が動員されました。

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José Zanine Caldasジョゼ・ザニーネ・カルダス

1919 - 2001

ブラジルを代表するデザイナーの一人。独学の模型製作者兼建築家であるザニーネは、1949年サンパウロ「MoveisArtísticosZ」を設立。プライウッド家具の現代的なデザインの先駆者となりました。1960年代の終わりに彼の故郷であるBahiaに戻り、大きな木から家具を彫りだす、より原始的で環境に配慮したアプローチでの実験的な家具製作を始めます。彼はそれを「Outcry Furniture」と呼びました。2019年に100周年を記念して家族監修のもと再発行された「MoveisArtísticosZ」のラインは、手工芸とサステイナブルな慣習を評価する彼の「Outcry Furniture」の哲学に従っています。

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Jean Touretジャン・トゥレット

1916 - 2004

芸術家・彫刻家としても知られるジャン・トゥレットは、工業開発が地元の職人の未来にもたらす影響を不安視し、またMarollesの職人の伝統の価値を信じていたため、コレクティブを結成しそこでディレクターを務めました。コレクティブにおいて、彼は職人のそれぞれの才能を生かした家具の製作を行いました。1950年代にデザインされた彫刻のような椅子は、良質なオーク材とロートアイアンを使用し、現在も、Furniture Marollesの職人がハンドメイドで作りあげています。

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Pierre Chareauピエール・シャロー

1883 - 1950

フランス・ボルドー出まれ。
建築家であり、デザイナー。
アール・デコ期に活躍し、数々の手工芸的かつ革新的な家具や照明器具のデザインを残しました。建築物では、「ガラスの家」で知られています。すべての製品は、フランス職人たちに受け継がれてきた丹念な手仕事によって生み出されています。

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Martin Eislerマーチン・エイズレル (マーティン・アイスラー)

1913 - 1977

オーストリア・ウィーン生まれ。
ウィーンで建築とデザインを学び、1938年にユダヤ人迫害を逃れブエノスアイレスに移り、建築家・家具デザイナーとして活動しました。50年代初頭にブラジルを来訪。1955年、Moove ArtesanaisのCarlo Haunerとパートナーシップを結び、サンパウロのForma会社のアートディレクターに就任。サンパウロに拠点を移し、本格的に家具の製造を始めました。ブラジルでは、エキゾチックな木や、木材、ガラス、銅、ニスやラッカーの技法に興味を持ちました。エイズレルは家具などの細部までを統括してデザインできる建築家としても評価され、セットデザイナーやオペラディレクターとしても活躍しました。

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Isamu Noguchiイサム・ノグチ

1904 - 1988

日系アメリカ人の彫刻家、画家、インテリアデザイナー、造園家・作庭家、舞台芸術家。
岐阜で制作した新しい変形提灯を、ノグチは〈AKARI〉と名付け、35年をかけて200種類以上ものさまざまな形や大きさの〈AKARI〉を生み出しました。〈AKARI〉を提灯ではなく光の彫刻だと考えた彼の彫刻作品は、「役立つ」という「用」を備えた芸術であり、デザインされてから60年を経た現在に至ってなお、たくさんの人々の生活を明るく照らしています。

*これまで需要に対応すべく増産に努めて参りましたが、予想を上回る注文が増加し続けた為、いくつかの作品に関しまして販売することができない場合がございます。予めお問い合わせください。

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Isamu Kenmochiイサム・ケンモチ

1912 - 1971

日本・東京生まれ。
1932年に東京高等工芸学校木材工芸科を卒業後、商工省の工芸指導所に入所。翌年、来日したドイツ人の建築家ブルーノ・タウト氏のもとで椅子などの「規範原型」の研究を行う。1952年には、渡辺 力氏や柳 宗理氏らと共に、日本インダストリアルデザイナー協会の設立に協力。1955年に剣持デザイン研究所を設立する。日本を代表する建築家、丹下健三氏とのコラボレーションも多数あった。

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Derek Welshデレク・ウェルシュ

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スコットランドのグラスゴー在住のデレクは、手作業での木工制作を25年以上の経験を積んでいます。彼は小さな工務店の見習い時代から、オーダーメイドのインテリアマテリアルや家具の制作を手掛けてきました。彼の作品には、手仕事の技術と限界、喜び、そしてそれらを追求する厳しさへの敬意が反映されています。彼の作品に欠かせないのは、「今まで作ったことのないものを作りたい」という飽くなき欲求だといいます。
独立後のDerek Welsh Studioでもなお、高品質のクラフトマンシップに忠実であり続けています。

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INODA+SVEJEイノダ+スバイエ

1996 -

INODA+SVEJEは、イタリアのミラノを拠点とする、猪田恭子(日本)とNils Sveje(デンマーク)のデザインユニットです。

モダンで洗練されたデザインを通じて、日本とデンマークのデザイン文化の融合を追求しています。彼らのデザインは、シンプルでミニマルながらも機能性や美しさを重視し、ユーザーの日常生活に調和した作品となっています。

INODA+SVEJEは、国際的なデザイン賞を受賞するなど、その作品は高く評価されています。彼らのデザインは、美しい形状、緻密なディテール、洗練されたプロポーションが特徴であり、世界中の展示会やギャラリーで展示されています。

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