Frei Egídio Chair

NUMBER
BRUN06
DESIGNER
Lina Bo Bardi
MATERIAL
Solid Pine
PRICE
232,100 JPY
211,000JPY + tax
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SIZE
W360 D490 H840 SH480mm
LEAD TIME
20~ weeks
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CATEGORY
Dining Room Chairs, Seating
DESIGN PERIOD
1982
BRAND
Marcenaria Baraúna
Frei Egídio Chair Frei Egídio Chair

DISCRIPTION

ブラジル・サルバドールのTeatro Gregório de Mattos (グレゴリオ・デ・マットス劇場)のために リナ・ボ・バルディ、マルセロ・フェラス、マルセロ・スズキの3人がデザインしたチェアです。 “Frei Egídio Chair”(フレイ・エジディオ・チェア )は直訳すると「神父エジディオの椅子」 という意味になります。この名前は、リナが1982年に手がけたブラジル・ミナスジェライス州にあるウベルランディアのエスピリト・サント・ド・セラード教会のプロジェクトで、当時リナに設計を依頼した神父に敬意を表するために付けられました。 リナの代表作「ガラスの家」の制作時に使用したイタリア・ルネッサンス期の折りたたみ椅子を手本にデザインした言われており、軽量で簡単に持ち運べることを重視しました。3列の板を巧みに組み上げて構成されたチェアは、クラシックな形でありながらも当時の折り畳み椅子としては先鋭的なデザインでした。木材や金具の選定をフェラスとスズキが担当。彼らはデザインと製造を同時進行させることで、このチェアを完成させました。 このチェアは、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久収蔵品に含まれています。

DESIGNER:

Lina Bo Bardi, Marcelo Ferraz, Marcelo Suzuki


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    VARIATION

    PRICE LIST

    Lina Bo Bardi

    Lina Bo Bardi リナ・ボ ・バルディ

    1914 - 1992

    イタリア・ローマ生まれ。
    ジオ・ポンティのもとでキャリアを積み、アートディーラーのピエトロ・マリア・バルディと結婚。サンパウロ美術館の立ち上げのため招致された夫と共にブラジルへ渡ります。1951年サンパウロのムルンビに、最初の建築作品となる自邸「ガラスの家」を設計。家具デザイナーとしては、1949年に、ジャンカルロ・パランティとともに「スタジオ・ダルテ・パルマ」を設立。リナが初めて家具デザインをしたのは1947年、サンパウロ美術館の講堂のための椅子でしたが、これ以外にも、自身の設計した建築作品に合わせて家具も手がけました。ブラジルでは「外国人」であり「女性」でもあったため、難しい時代を過ごしたリナ・ボ・バルディでしたが、多くの建築作品を残し、建築とデザインの社会的・文化的な可能性の追求に人生を捧げました。

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