Conical Metal and Stone Lamp

NUMBER
GB11
DESIGNER
Geoffrey Bawa
MATERIAL
Aluminium, Concrete composite (note -the artefact is not a part of the lamp)
PRICE
225,500 JPY〜
205,000JPY + tax 〜
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SIZE
W353 D254 H816mm
LEAD TIME
12~ weeks
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CATEGORY
Floor Lamps, Lighting
DESIGN PERIOD
1993
BRAND
Phantom Hands
スペックシート
Conical Metal and Stone Lamp Conical Metal and Stone Lamp Conical Metal and Stone Lamp

DISCRIPTION

このランプは、1993年にカンダラマ・ホテルのカンチャナ・ラウンジのためにデザインされたものです。ホテル全体の空間演出の一部として、バワが綿密に構想した照明計画のひとつでしたが、オープン当初は予算の制約により、多くの装飾要素と同様に設置が見送られていました。その後、2005年になってようやく導入されました。プロトタイプはコロンボの自邸「33番レーン11番地(No.11)」に現存しています。この初期モデルは、バワと、ベルワラ出身の金属職人ダンスタンとの協働によって制作され、石のベース部分はバワ自身の個人コレクションから選ばれたものです。バワの照明デザインの多くに共通するように、このランプも単に光を提供するものではなく、石のベース上に置かれた「オブジェ」を引き立てるための存在として設計されています。No.11にあるランプには、金属製の馬のフィギュリンが置かれており、これはバワが当時設計を手がけていたニューデリーの住宅のクライアントから贈られたものでした。 Phantom Handsによる復刻版は、このNo.11のプロトタイプに基づいて再構成されています。重厚な天然石ベースの代わりに、石材とコンクリートの骨材を組み合わせた軽量な複合素材を、独自のR&Dチームによる実験を経て開発。金属パーツはアルミニウムから削り出され、仕上げはクリアナチュラルとブラックアルマイトの2種類から選べます。

    VARIATION

    PRICE LIST

    Geoffrey Bawa

    Geoffrey Bawaジェフリー・バワ

    1919 - 2003

    スリランカ・コロンボ生まれ。
    20世紀の最も重要な、アジア人建築家のひとりであり、「トロピカル・モダニズム」の先駆者として国際的に高い評価を受けています。熱帯の気候や自然環境を建築に取り込み、屋内外の境界を曖昧にする流動的な空間構成を特徴とします。伝統建築への深い敬意とモダニズムの合理性を融合させた作風は、国会議事堂やカンダラマ・ホテル、ベンドタ・ビーチ・ホテルなどに結実しました。素材選びから庭園計画、家具に至るまで空間全体を統合的に捉える姿勢は、今も多くの建築家やデザイナーに大きな影響を与え続けています。

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