Kandalama Ashtray

NUMBER
GB13
DESIGNER
Geoffrey Bawa
MATERIAL
Aluminium
PRICE
292,600 JPY〜
266,000JPY + tax 〜
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SIZE
W258 D258 H750mm
LEAD TIME
12~ weeks
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CATEGORY
Object, Other
DESIGN PERIOD
1997
BRAND
Phantom Hands
スペックシート
Kandalama Ashtray Kandalama Ashtray

DISCRIPTION

スリランカ中部・ダンブッラの雄大な自然に抱かれるように建つカンダラマ・ホテル(現・ヘリタンス・カンダラマ)は、1994年に完成し、ジェフリー・バワが追求した「自然と建築の調和」という理念を象徴する代表作です。屋内外の空間を一体化させる革新的な設計により、人と自然との深いつながりを育む空間として、今日でも高く評価されています。このアッシュトレイスタンドは、1993年にホテル内のカフェ「カンチャナ・カフェ」のためにデザインされた小さなカフェテーブルをもとに発展したものです。オリジナルでは、テーブルの合板製天板を三角形の灰皿に置き換え、そこから3本のロッドが下に伸びてベースと接続されています。これは喫煙者の背後の斜め位置に設置することを想定しており、煙がテーブル方向に流れるのを防ぎ、非喫煙者への配慮を実現する設計でした。同じくカフェのために製作された「カンダラマ・カフェチェア」とセットで使われることが多かったとされています。 Phantom Handsによる復刻版では、精密な機械加工とファスナー接合による現代的な製造方法に対応するよう設計を調整。脚部にはアルミニウム製のロッドとフラット材を使用し、灰皿部分はフライス加工により成形されています。仕上げは、クリア(ナチュラル)仕上げとブラックアルマイト仕上げの2種類から選択可能です。

    VARIATION

    PRICE LIST

    Geoffrey Bawa

    Geoffrey Bawaジェフリー・バワ

    1919 - 2003

    スリランカ・コロンボ生まれ。
    20世紀の最も重要な、アジア人建築家のひとりであり、「トロピカル・モダニズム」の先駆者として国際的に高い評価を受けています。熱帯の気候や自然環境を建築に取り込み、屋内外の境界を曖昧にする流動的な空間構成を特徴とします。伝統建築への深い敬意とモダニズムの合理性を融合させた作風は、国会議事堂やカンダラマ・ホテル、ベンドタ・ビーチ・ホテルなどに結実しました。素材選びから庭園計画、家具に至るまで空間全体を統合的に捉える姿勢は、今も多くの建築家やデザイナーに大きな影響を与え続けています。

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