Kandalama Cafe Chair
- NUMBER
- GB14
- DESIGNER
- Geoffrey Bawa
- MATERIAL
- Teak, Stainless Steel / チーク, ステンレススチール
- PRICE
- 408,100 JPY〜
371,000JPY + tax 〜 価格表はこちら
- SIZE
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W420 D607 H927 SH488 AHmm
- LEAD TIME
- 12~ weeks
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- CATEGORY
- Seating
- DESIGN PERIOD
- 1994
- BRAND
- Phantom Hands
- スペックシート



DISCRIPTION
スリランカ・ダンブッラの壮大な自然に抱かれたカンダラマ・ホテル(現・ヘリタンス・カンダラマ)は、1994年に完成しました。岩肌と密林が入り組む地形に溶け込むように建てられたこの建築は、自然と建築の融合を追求したジェフリー・バワの思想を象徴する存在です。屋外と屋内を連続させる空間設計は、彼のサステナビリティへの揺るぎない姿勢を今に伝える代表的な事例とされています。このカフェチェアは、ホテル内の「カフェ・カンチャナ」のためにデザインされたもので、オーストラリア・ブリスベンを拠点とする建築家ラッセル・ホールが手がけた「リップルチェア(波型のスチールチェア)」から着想を得ています。バワは1990年代にホールのチェアを入手し、それに呼応するように「カンダラマ・ラウンジチェア」を設計。こちらはホテルのロビーに配置されました。 カフェチェアは2つのバリエーションで制作されました。屋内用には木製スラットを使ったモデル、屋外用には鍛鉄フレームと金網を用いたモデルが存在します。カンダラマの屋外用に製作された約100脚のチェアは現在ではすべて更新されていますが、屋内用の木製スラットモデルは今もカフェ・カンチャナで使用されています。 Phantom Handsによる復刻版では、ステンレススチール製のフレームにチーク材のスラットを組み合わせた構成を採用。フレームと脚部は、曲げ加工およびローリング加工によって成形され、耐久性を高めるために溶接構造で仕上げられています。チーク材のスラットは、ビスでしっかりと固定されており、長期使用にも耐える仕様です。