Kandalama Perch Bench
- NUMBER
- GB10A
- DESIGNER
- Geoffrey Bawa
- MATERIAL
- Teak / チーク材
- PRICE
- 2,062,500 JPY〜
1,875,000JPY + tax 〜 価格表はこちら
- SIZE
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W1850 D900 H950 SH455 AHmm
- LEAD TIME
- 12~ weeks
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- CATEGORY
- Seating
- DESIGN PERIOD
- 2005
- BRAND
- Phantom Hands
- スペックシート



DISCRIPTION
スリランカ中部・ダンブッラの息をのむような自然の中に佇むカンダラマ・ホテル(現・ヘリタンス・カンダラマ)は、1994年に完成し、建築と自然との調和を追求したジェフリー・バワの設計哲学を象徴する代表作です。屋内外の空間を流動的につなぐその設計は、サステナビリティへの配慮と、人と自然とのつながりを促すバワのビジョンを体現しています。 この「カンダラマ・パーチベンチ」は、そうした思想から生まれたプロダクトであり、ベンチであると同時に彫刻的な存在でもあります。ホテルの広々としたヴェランダやロビーのために設計され、訪れる人々が足を止め、豊かな自然の景色を味わうよう誘います。力強い木の構造は多様な座り方を可能にし、背もたれの上に腰掛けることもできるなど、自然と人が集まるコミュナルな場としての機能も果たします。このベンチをデザインしたのは、1991年にバワの事務所に加わり、カンダラマ・ホテルの設計にも深く関わったチャナ・ダスワッテ。彼は後にバワ事務所の最後の共同経営者となり、バワが体調を崩して活動を続けられなくなった後は事務所を引き継ぎました。このベンチは、バワの死後となる2005年にカンダラマ・ホテルへ設置されています。 Phantom Handsによる復刻版では、座り心地と安定性を向上させるために、端部の構造を中心に細かな改良が加えられています。また、現代の生産工程に適応するため、木材の無駄を最小限に抑える設計とし、輸送コストを抑えるためにフラットパック仕様で製作されています。