Lunuganga Dining Table (Compact)

NUMBER
GB7B
DESIGNER
Geoffrey Bawa
MATERIAL
Teak (Tectona grandis) Anodised Stainless Steel Base Metal Components
PRICE
1,846,900 JPY〜
1,679,000JPY + tax 〜
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SIZE
W2400 D1040 H715mm
LEAD TIME
12~ weeks
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CATEGORY
Dining Tables, Tables
DESIGN PERIOD
1970
BRAND
Phantom Hands
スペックシート
Lunuganga Dining Table (Compact) Lunuganga Dining Table (Compact)

DISCRIPTION

960年代、ジャフナ近くの島で考古遺跡を借りていたアーティストのエナ・デ・シルヴァとラキ・セナナヤケは、サマネア・サマン(シンハラ語でパラ・マラ、通称レインツリー)の木板を使って素朴な家具を制作していました。彼らの創造的な取り組みは、バワにも影響を与え、彼のカントリーハウス「ルヌガンガ」のガーデンルームのためにこのテーブルを設計するきっかけとなりました。オリジナルのテーブルは、道端で見つけた倒木から切り出した厚さ3インチのパラ・マラ材の一枚板を、三角形の鍛鉄製スタンドで支えるという構成。コロンボのデ・サラーム邸には、異なる形状の脚をもつ小型バージョンも現存しています。 このテーブルは、そもそも現地で調達した素材をもとに即興的に組まれていたため、復刻にあたっては構造面での改良が必要とされました。天板は一枚板ではなく複数の木材を接合して製作されており、反りや歪みを防ぐため、裏側にはステンレス製の補強材が追加されています。オリジナルの脚部は不規則に配置された鉄棒と溶接された軟鋼で構成されていましたが、復刻版ではステンレスの切削パーツを組み合わせた構造となっており、ビス留めによって堅牢性と可搬性を高め、輸送や組み立てにも配慮した設計となっています。脚部はブラックの粉体塗装仕上げです。本モデルは、ルヌガンガに現存するオリジナルの寸法ではなく、現代の住空間により適した、コンパクトサイズのバリエーションとなります。

  • 木種選択可能

VARIATION

Wood - [GB]- Wood Finish 2 Options

Wood - Wood Finish Options

PRICE LIST

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PRICE 1,846,900 JPY 〜 1679000 JPY + tax 〜※以下の金額が、選ぶウッドにより異なります。
Geoffrey Bawa

Geoffrey Bawaジェフリー・バワ

1919 - 2003

スリランカ・コロンボ生まれ。
20世紀の最も重要な、アジア人建築家のひとりであり、「トロピカル・モダニズム」の先駆者として国際的に高い評価を受けています。熱帯の気候や自然環境を建築に取り込み、屋内外の境界を曖昧にする流動的な空間構成を特徴とします。伝統建築への深い敬意とモダニズムの合理性を融合させた作風は、国会議事堂やカンダラマ・ホテル、ベンドタ・ビーチ・ホテルなどに結実しました。素材選びから庭園計画、家具に至るまで空間全体を統合的に捉える姿勢は、今も多くの建築家やデザイナーに大きな影響を与え続けています。

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