Bentota Lounge Chair/ Upholstered Version
- NUMBER
- 3B
- DESIGNER
- Geoffrey Bawa
- MATERIAL
- Teak, Foam and Cotton Fabric / チーク材、発泡スチロール、コットン生地
- PRICE
- 517,000 JPY〜
470,000JPY + tax 〜 価格表はこちら
- SIZE
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W600 D821 H720 SH356 AHmm
- LEAD TIME
- 12~ weeks
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- CATEGORY
- Seating, Lounge / Armchairs
- DESIGN PERIOD
- 1967
- BRAND
- Phantom Hands
- スペックシート
DISCRIPTION
" ベントタ・ラウンジチェアは、1960年代後半にスリランカ政府がリゾート開発の一環として建設したベントタ・ビーチ・ホテル（現・シナモン・ベントタ・ビーチ）のためにデザインされました。このホテルは、ジェフリー・バワの初期モダニズム建築を代表する作品であり、インド洋とベントタ川に挟まれた砂州の上に位置しています。自然環境や気候との一体感を重視したその設計は、1960〜70年代にかけて南・東南アジアにおけるホテルデザインの新たな基準を築きました。このチェアは、シンハラ語で Hansi Putuwa と呼ばれる「ヴェランダチェア」をベースに、バワが再解釈を加えたものです。オリジナルは背が高く、幅広のアームと籐張りの座面を特徴とする植民地時代の定番デザインで、インドや東南アジア、カリブ海、中南米、アフリカなどの地域にさまざまなバリエーションが存在します。バワはこのヴェランダチェアからアームレストを取り除くことで、より開放的で親密な対話が生まれる構造としつつ、くつろぎや通気性の良さを保つデザインとしました。オリジナルでは籐張りの座面でしたが、バワはこれを布張りにした3種類のバージョンも制作しており、今回の復刻版は、コロンボの自邸兼事務所「33番レーン11番地」のアッパースイートにあったバージョンをもとにしています。 Phantom Handsによる復刻では、木部の厚みを調整して快適性と人間工学的なバランスを向上させるとともに、現代的な生産体制にも適した仕様にアップデートされています。側面のプロポーションはオリジナルに忠実で、籐張りタイプと布張りタイプでクロスバー（脚部補強材）の形状がわずかに異なるといった細部の差異も、バワの意匠を踏襲しています。張地には、バワの友人であり長年の協働者であったバーバラ・サンソニが創設したテキスタイルブランド「ベアフット」による黒のファブリックを使用。さらに、Phantom Handsのデザインチームがバワのインテリアから着想を得て特別にデザインしたクッションが付属します。 "
