Bentota-Dining-Chair
- NUMBER
- GB2
- DESIGNER
- Geoffrey Bawa
- MATERIAL
- Red Oak (Quercus rubra) ,Cotton Fabric, Polyurethane Foam, Plywood Base / レッドオーク、コットン生地、ポリウレタンフォーム、合板ベース
- PRICE
- 317,900 JPY〜
289,000JPY + tax 〜 価格表はこちら
- SIZE
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W569 D552 H785 SH470 AH620mm
- LEAD TIME
- 12~ weeks
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- CATEGORY
- Dining Room Chairs, Seating
- DESIGN PERIOD
- 1967
- BRAND
- Phantom Hands
- スペックシート



DISCRIPTION
ベントタ・ビーチ・ホテルのダイニングエリアのためにメインチェアとしてデザインされたのが、この「ベントタ・ダイニングチェア」です。光沢のある黒で仕上げられ、座面には取り外し可能なクッションが備えられています。張地には、ジェフリー・バワの長年の協働者であるバーバラ・サンソニが設立した手織物工房「ベアフット」のコットンファブリックが使用されていました。 このチェアは1990年代の改装まで、20年以上にわたって使用され続けました。バワの家具は特定の建築プロジェクトに合わせて個別にデザインされることが多いなか、このチェアは1984年にトリトン・ホテル(現・ヘリタンス・アフンガッラ)のダイニングルームにも採用されるなど、複数の施設で用いられました。当初は「チャイニーズ・レッド」に塗装され、アームの角には真鍮の飾り金具が付けられていましたが、のちにグリーンに再塗装されています。なお、この鮮やかな色彩を特徴とする椅子の多くは、2004年の津波によって失われてしまいました。 Phantom Handsによる今回の復刻版は、ベントタ・ビーチ・ホテル向けのオリジナル仕様を基に制作されています。座り心地を高めるため、座面の角度を数度変更し、ベアフットの手織り生地により適した構造に調整。また、背もたれのカーブや形状も人間工学的に改良されています。クッションには、バーバラ・サンソニがデザインした象徴的なオレンジと黒のストライプ柄「Jack & Ebony」を採用。この名前は、スリランカで伝統的に家具に用いられてきた木材の種類に由来しています。ベアフットとの協働により、このファブリックの鮮やかさを抑え、No.11のオリジナルに見られる経年変化の風合いを再現しています。フレームには、強度があり、環境への配慮が行き届き、かつ染色性に優れる北米産レッドオーク材を使用。表面は軽くブラッシング加工されており、手触りも心地よく、仕上げには水性の環境対応型塗料が用いられています。